2006年08月31日

さんくとぺてるぶるぐ的りひてんしゅたいん



帰還。

二泊三日+夜行バスの強行合宿も意地と根性で乗り切って、
再び神戸の地を踏みしめながらつくづくと思う事が一つある。

杜撰な計画で旅に出る事は、対戦車用地雷への一本道を行くことと同義だ。

…語呂が悪い上に長いのだが、今は精神的な疲労と肉体的な疲労が
近年稀に見るレヴェルで大量蓄積しているのでその辺了承願えると有り難い。

先輩が言っていた「19歳と20歳の埋められない肉体的な溝」という言葉が
今になってよく分かる。情けないな、俺。

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2006年08月27日

地下鉄で毛むくじゃらの何かを見ませんでしたか?それはきっとあなたです。



残暑お見舞い申し上げますー

炎暑ことのほか厳しい中、貴殿におかれましては阿呆のように
芝生の上をちょこまか駆けずり回っていることと察し申し上げます。
蹴球on the芝生に浮かれるお気持ちは想像に難くありませんが
あまりテンサヨン上げすぎると本当に阿呆の子のように見えますので
ほどほどに抑えて頂きたいと思うところ大であります。
いかんせん何を言っても貴殿が聞く耳を持たぬことは
重々承知しておりますが。

まだまだ猛暑が続くようで、くれぐれもご自愛のほど
お祈り申し上げます。

西暦2006年8月第5周目の俺へ
西暦2006年8月27日の俺より

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2006年08月24日

Talk, angels talk... Singing u r offside.




俺が大学で一ヶ月ぶりに天使を見たのは、昼過ぎのことだった。


太陽の刺すような光も夕刻になれば心地の良い日差しへと和らいで、
四畳半の部屋には夜風が舞い込んで涼やかなワルツを踊っていた。
緩やかに流れる和やかな時間が澱みきった思考を洗い流し、
世界は本当は美しいのだという幻想を俺に抱かせる。

美しくない世界だからこそ、本当に美しいものを
美しいと思える。だから、人は生きていける。
そして、俺も。


昼過ぎに見かけた彼女は、心なしか前よりも綺麗になっていた、気がした。


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2006年08月20日

きりんぐ・みー・そふとりー



約一週間の帰省を経て戻って来た神戸は一見何の変哲もなく、
その実……いや、何も変わってはいなかったのだけれど。

ある物がいつもと違って見えたとき、それは観察対象が変わったのか、
或は観察者自身が変わったのか、その違いを見極めるのは容易ではない。
しかし変わっていないということは神戸の街も俺自身も、
何も変わっていないという証明に他ならないのだろうさ。

ま、そんなに急激に変わってもらっても今は変化に順応するだけの
体力が残っていないことでもあるし。この暑さはどうにかならないのか?


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2006年08月17日

師曰く「最近の体内時計はアラーム機能がついてるんだぜ!」と。



日本の伝統たるOH-BONG休暇も終盤に差し掛かり
街も段々と日常モードに切り替わりつつある昨今、
人生の大半を過ごした場所へと舞い戻った俺は
相も変わらずマヌケな日常を過ごしているのだった。

風の噂によると、早くも台風が近づいているらしい。
今年もまた地球が気を違ったようなクレイジーな季節感に
振り回されてばかりだ。先日梅雨が終わったと思ったら
対蒙古襲来仕様暴風兵器が早くも起動である。いやはや、
これはもう根本的に惑星の気象法則が変異しているとしか
思えないな。

それでもまあ、突如ヒヨコが空から大量に降って来たり
そこらの畑で猛烈に鳥兜が生え出してきたりするよりは
遥かに状況はマシであって、そんな奇天烈な風景を呑気に
想像出来るくらいにはまだまだ地球は平和であるのさ。
ビバ、異常気象!それくらいの方が可愛げがあっていい、
そんな風に惑星を許容出来る広い心こそが戦争撲滅への
第一歩だと俺は思うね。

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2006年08月13日

冷めきった情熱と枯れ尽くした薔薇の花を、世界で一番眩いキミへ。



照りつける太陽。吹き荒ぶ熱風。
長い道程も終盤に差し掛かった今、しかし体力は既に限界に達していた。
あと少し、あと少しだ…自分の心にそう言い聞かせ、一歩ずつ歩を進める。
既に相棒は声を失って久しく、二人分の体重を支える両足は見た目にも
それと分かる程に消耗し、震えていた。その両足が交差するリズムが、
徐々に、徐々に遅くなっている事に気付くことも出来ない。それでも
彼は呟き続けた。あの場所へ、あの場所へ辿り着けば、俺達は救われる…
だがその刹那、
「…っ!」
遂に彼の足はもはや重力に逆らうだけの力を失い、大地へと屈服した。
同時に崩れ落ちた相棒を気遣う余裕も、最早ない。肩で息をしながら
早く立ち上がらなければと思いつつも、既に自分の身体が動かない事を
悟っていた。ここまでか…そう思うと何故か、自然と笑みが浮かんだ。
なあ、相棒。俺たちは、ずっと、何を目指していたんだろうな…
俺たちが目指したあの場所は、ここよりももっと高い、あの場所は…

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2006年08月10日

太平洋のど真ん中で、サメに両足を食い千切られるまでの平均の時間を割り出してみようという夏休みの科学の実験課題が少子化に拍車をかけているという実態ー県教育委報告書より



えー前回のtextは…っと。ああ、西宮までネドヴェドで小旅行か。
あれは土曜の話だったっけ?しかし暑かったなあ、あの時は…
じゃあ今回は、日曜の午後からでいいのか。思えば先週末から
今週頭にかけて、かなり密度の濃い日々が続いたものだ。

暇な時ほど時間が長く感じられたり、怒濤のイベントラッシュが
終わってみれば一週間、一ヶ月もあっという間だったり、なんてことが
僕らの日常ではしばしば起こるけど、それもアインシュタイン先生が
相対性理論の中で言ってた「時間と空間は可変である」っていう事だよね。

…正しいかどうかあんまし自信がないけれど。だいぶ前に相対性理論は
読んだんだけど、理解出来ても納得出来なくって、そのままにしていた。
夏休みだし、読み直そうかな。そう思い向かった大学の図書館は本日閉館。
Oh, no.


それでは今週のSiesta-Fiesta!!、ゆったり、スタート。

つづき
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2006年08月06日

鋼鉄の電子レンジを振り回される恐怖



人間というのは、強いようでいてやっぱり脆い生き物だと僕は思う。
どれだけ文明を発達させ、どれだけ豊かな暮らしの中に身を置こうとも
自らの感情をコントロールする術を、多くの人々は未だに知らない。
だからこそ争いは尽きず、世界にはちょっとした小競り合いから戦争まで
ありとあらゆる諍いが起こり、その度に人々の頭を悩ませるのだ。

どれだけ辛くても、どれだけ悲しくても、どれだけ怒り狂おうとも、
それを一個人で完全に制御出来る装置が発明されれば、この星から
戦争は無くなるんだろうか。そんなことを考えていた。

自転車を止め、橋の側に止めて、そこから川を覗き込む。
きゃっきゃっと声を上げて水と戯れる子供達が居た。
この国はまだまだ平和だ。そして、その反対。


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2006年08月03日

Designing 4 my world.



わき上がる入道雲、天まで突き抜ける青い空、
わしゃわしゃと響く熊蝉のシュプレヒコール。

七月終わりまで引きずった梅雨の曇天はどこへやら、今日も
太陽からできたてお届け☆の超絶日光が僕の頭に突き刺さる。
六甲の山道を相棒のネドヴェドと汗だくになりつつ息も絶え絶え
登りながら、ああこんな時、人類は須くこう思うのだ。かき氷喰いてえ、と。

かき氷!かき氷Yeeeeeeeeeeaaaaaaaaah!!


今日も忌々しい程に暑く、そして忌々しい程に平和だ。

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posted by iNut at 13:46| バンクーバー ☁| Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする