2007年12月23日

西方湖水方 〜 A Lakeside Moment.

海とも違える巨大な湖、
その西の果ての湖畔に、
国際都市と呼び声高い
一つの街があった。

同じ国の他の街と同様に、山と湖に囲まれ
人の文化と自然が共存するその街には、
一つだけ他の街とは違うものがある。

街のシンボル、"Jet d'eau"。
それは天へと衝き昇る巨大な噴水。

上空の風に流され、弧を描いて
湖へと落ちていくその美しい姿は、
文明と自然の共存の象徴だった。


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2007年12月15日

西方山水詩 〜 High-tech Nature Wonderland.

山より流れ降りる幾多の川が、
街の中心を通って遠い湖へと流れていく。

悠々とした大河の両岸には
古くからの美しい建造物と、
近代的で斬新な建物が同居する。

最先端の技術が自然と共生する街、チューリッヒ。
他の街にはない独特の雰囲気がいたるところから
感じられ、永世中立国であるこの国の本当の姿が、
垣間見えた気がした。



"百の湖と森の国" スイス編、スタートです。


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2007年12月03日

西方蹴鞠譚 〜 Black and Blue Fever.

世界には"聖地"と呼ばれる場所がある。
一般に宗教的に重要な場所を指すが、
特定の人々の尊敬を集める場所を
そのように呼ぶことも少なくない。

そうした聖地と呼ばれる場所には、
前者のケースのみならず、ある一種の
独特の雰囲気があると知ったのは、
その巨大で荘厳な、建築物という
枠を遥かに越えた"それ"の威容を目にした時だった。

畝る支柱と巨大な斜面に四方を囲まれ、
その中心には緑色のピッチと二つのゴール。

ジュゼッペ・メアッツァ、通称「サン・シーロ」。
その迫力に圧倒され、俺はしばし立ち尽くした。
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2007年12月01日

西方碧散行 〜 Brilliant Blue Border.

その場所に存在するあらゆるものは、
紺碧の空から降り注ぐ太陽の光と、
そしてそれを反射した水面からの光の
両方によって激しく晒される。

行き交う船と、その頭上に架かる橋を行く人々。
そしてその周りを海から突如迫り出した
建物が取り囲む。そこはそういう場所だった。

水の都の名に恥じぬ、世界で唯一の風景。
それは一種の畏敬の念さえ感じさせられた。


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posted by iNut at 13:54| バンクーバー ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 西方project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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