先行きの見えない状況の事をよく一寸先は闇・なんて例えるけれども
我が華やかなる二十年の人生において、これほどまでの真っ暗闇に
お目にかかったことはない気がするな。お目にかかるっても、まあ、
暗過ぎて何も見えないんだが。手元でうっすらと光る携帯のバックライトを
頼りに一歩ずつ慎重に、しかししっかりと前に進もうとすると、やにわに
俺の袖を引っ張って止める奴がいる。おい、しっかり歩けって。
「いやや！もうええやん、帰る！」
じゃあ一人で帰ればいい。命綱たる光源、すなわち携帯を持っているのは
俺だけだからな。帰れるもんなら一人で闇の中に突っ込めばいい。
「そんなん無理やって！もう行きたくない怖い怖い！」
あーもう喚くな叫ぶな分かったから。そんなに帰りたいのかよ。
じゃあ、そうだな、あと百歩行って何もなかったら帰ろう。どうだ？
「10歩」
値切るな。じゃあ50歩だ。
「25歩」
駄目。50歩。これ以上はまからんねえ…って何の交渉だよコレ？
あーもう行くぞ、一歩、二歩！
「三歩！四歩！」
五歩、六歩…っとちょい待ち。何かいる。見えるか？
「え!?ちょ、何？何が？」
そこだ…ほら、そう…お前の後ろに！
「いやああああああああああああああああああ！」
それは平和で静かな森の中で起きた、平和で静かな出来事。
悲鳴も、絶叫も、全て闇の中へ、吸い込まれてゆくから。
♪
さて、前回の日記で激動の九月後半をハイライトで御覧頂いた訳だが
どうにも中身が薄っぺらになってしまった感が否めないな。まあ何せ
言語化が著しく困難な出来事ばかりであったし、当事者の皆様以外は
知ってもあまり面白くないような情報であることなので、こう改めて
書き記す必要性もない気もしてきたことであるし。
そうそう、最近徐々に我がSiesta-Fiestaの知名度が上がってきたからか
どうなのかは分からないが、いろいろとweblogに関して突っ込みを
頂く機会も増えているのでこの際ガイドラインを示してみようと思う。
一つ。俺のweblogは完全自己満足主義の賜物であるために、文章の
読みやすさ考慮とかマジ皆無な上に俺にしか分からない無意味な伏線や
マニアックなパロディが随所に埋め込まれているので、一見さんに
優しくない仕様である。文章力の誇示でもしたいのかという指摘が
以前あったのだが別にそういうつもりはないので了承願いたい。
まあ元が文章の練習目的のweblogであったので全くない訳ではないが
そのあれだ、ポカリスエットに含まれる果汁の比率くらいだと
認識して頂ければよいのではないでしょーか？
二つ。題名と中身の一致性に疑問を抱く方が多いようであるのだが
これには非常に深い関係性が、無い。無いので推察しても答えは出ない。
時々イタズラを込めてある題名もあるので、もし何かしら思う所があれば
訊いて頂ければネタばらしをするかもしれないししないかもしれない。
三つ。基本的に俺のweblogは文章が延々長くなるのだが仮に完読したとして
百害はあっても一利としてないので暇つぶし用途以外に利用されることは
あまりオススメ出来ないので悪しからず。あと俺の文章の裏が読めるように
なってくるとそれはかなり重度の精神症を罹患している可能性があるので
早急に医者に診てもらうこと。
以上。
♪
今週の月曜日の話。
件の砂浜フィーバー作戦予定日だったのだが台風の影響で、というか、
前日の日曜日に俺が三宮ー六甲間を踏破するという基地外プレーを
やってのけた為に体力ゼロ、中止。ｳﾎﾞｱｰ
夜はサークルに行ってサッカーをしてきた。中盤は難しい。
それとやはり俺はフィジカルが弱いので筋トレをせねば
ならないのだろうなあ。誰かトレーニングしてくれ。
♪
火曜日の話。
先週の土曜に僕が何処へ行ったか、皆さんには既にお伝えした事と思う。
高校の戦友達と関西の誇るテーマパーク、USJへの初上陸を果たした俺は、
僅か三日後、つまり、つまりだ、火曜日に、二回目のUSJへ行ってきた!!
一週間の間に二回。どう考えても頭が悪い人間の行いだとしか思えない。
今回のメンバーは同じ学部の奇妙奇天烈メンバー。weblogを御覧に
なっている方にはお馴染みのK氏、かおり殿、match氏に加えまして
ｵｱｼｽﾏﾆｱのコンビニ店員commonly氏とその相方たるさっちゃん嬢、
さらに痛快バスケ野郎ことMHT氏、それに俺の七人で行って来たぜ！
つくづく妙な組み合わせだと思わざるを得ないな。
今回は前回のような半ワル乗りになるよーなこともなく順調に、
若者らしくUSJをエンジョイ…する筈だったのだが、夕刻過ぎから
match氏が若干確変の匂いを漂わせだし、仕舞いにはJAWSの
アトラクションのガイド姉ちゃんを煽り立てて観客の爆笑を
誘っていた。コイツ天才か。
ともあれなかなかに楽しかった。
侮り難しUSJ。
夕食を共にした後、我が家に帰還。
夜半過ぎに神戸入りしたshin氏と合流。
再会を喜び合う暇もなく疲労の溜まりきった俺は睡魔に撃沈される。
♪
水曜日の話。
昼前まで俺が寝ていた為にshin氏を暇にさせてしまう。すまん。
それから昼飯を食いに以前seu氏と共に行ったカフェに行った。
うーむ、前回の方が俺好みの子が…いや、何でもない。妄言だ。
ともあれその後南京町へ向かい、トアウエスト方面で買い物。
まあ俺は自粛したけどな。倹約、倹約。一歩成長だろ？
氏は白のパンツを購入。なかなかカッコよかったなアレ。
午後はバイト。ラストまで入るも、今日も最悪の客入り。
おまけにミスが重なり怒鳴られスネる俺。さっさと帰って…
と思ったらﾈﾄﾞｳﾞｪﾄﾞはまたも故障して入院中だったのだ。
マックで時間を潰して始発で帰宅。
今に腐るぞ、俺。
♪
木曜日の話。
Camp in SANDA with my crazy Classmates!!
キャンプである。三田である。三田が分からない貴方、
心配する必要はない。何故なら俺も分からないからだ。
つつがなく…とは言い難い過程を経て到着したキャンプ場は、
田舎と呼ぶには全国の田舎に失礼なんじゃないかというくらい
素敵に何もない場所だった。案の定平日にそんな辺境へ来る
人間など他に居る筈もなく、敷地丸ごと貸し切り状態。
体育館でバスケしたりバレーしたり、和気藹々と楽しむ。
後、BBQ。空気が美味しい場所で飲む麦酒は美味いねーっ！
…と不覚にもオヤジ化の片鱗を見せ出した自分に絶望しつつ
皆で楽しく酒杯を交わす。一人、また一人と完沈したり
確変したりと騒がしくなってゆくが、まあ誰にも文句は
言われねえよな。何せ誰もいないんだし。
そんな状況故か、いつもは控えめにお酒を頂く女性陣も
見事に酔っ払っていた。二月の惨劇(過去ログ参照)の被害者たる
ハイジ嬢など、あの時の俺並に壊れていたんじゃないのか？
他にも姉御閣下が恋する乙女になっていたりと素敵展開目白押し。
そして我がクラスの誇る羽のない天使様がぶっ倒れていたので、
襲いかかる阿呆共から単身お守り差し上げていた。
紳士として当然の振る舞いだろ？
しかしやはり、どうも最近このweblogで存在感が増大している
match氏の確変ぶりに関しては、どうにも目に余るものがあった。
無類の酒好きを自認する彼なのだが、今回は遂に限界突破を
果たしたらしく、暴走。男女の関係なく、ひたすらに襲いかかり
叫ぶ・殴る・突き飛ばす！しかし最後には、我らが英雄たる(?)
喋る筋肉ことｱｻﾉﾋﾞｯﾁ氏に吹き飛ばされて沈黙していた。
しかしmatchが姉御に決めた鯛落しは見事だったな…。
次の朝、彼は、笑える程に何も覚えていなかった。ｱｰﾒﾝ。
ちなみに眠りに落ちた可憐なる天使殿にも襲いかかろうとした
match氏は甲斐甲斐しく彼女に世話をやいていたお節介野郎に
返り討ちにされましたとさ。
夜、HANA嬢とへちょ氏の三人で肝試しと称した散歩に出かける。
ところが、冒頭に記したように凄まじいまでの暗闇の為に夜半の
森は危険過ぎて途中で引き返してしまった。その間、泣き叫ぶHANA、
脅かしまくる俺、そんな二人を笑顔で見守るへちょ氏という不思議な
構図が出来ていたのが思い返すとなかなかにシュルレアリスムの極地だ。
ただ、肝試しの途中。
明らかに「見てはいけない」白い光を三人とも見てしまったというのは、
…まあ、ここでは伏せておいた方がいいよな。
♪
翌朝、残り物を全て鍋にいれて煮、カレールーを入れた食事を
皆で食した。まあその、なんだ、あれをカレーと呼ぶには
まだまだ俺は未熟すぎるのさ。
解散。皆疲労満載の身体を引きずるようにしてそれぞれ
ねぐらに帰って行った。関係者の皆様、お疲れ様です。
それと、幹事をやって頂いた姉御閣下に敬礼と感謝を。
俺はと言えばその日は夕刻からバイトだったので、帰ってから
シャワーを浴びて、少し休もうと思って横になっていた…と、
電話が鳴る。バイト先から。何だ？
「お前今日シフト入ってるやろ？どうした？」
ええ、入ってますけど…と、ふと時計を見ると六時まで十分を
切っていた。まずい！寝ていたらしい。ダッシュでバイト先へ。
その日も散々なバイトだった。最近調子悪いな。畜生め。
むしゃくしゃしたので友人に電話して紛らわす。
夜中の長電話なのに付き合ってくれてありがとうな(私信)。
♪
金曜日の朝の話。
どたばたしていた。
金曜日の昼の話。
どたばたしていた。
金曜日の昼過ぎの話。
福岡に帰ってきた。
♪
という訳で夏休み二度目の帰省である。実家が山の麓から
海の側へと移動するということなので実家の自分の持ち物を
整理するようにという命令の元帰還致した次第であります。
さて、この本の山はどうすっかな…
洋服も持って帰らないといけないよな…
どさくさに紛れてﾌｰﾄﾞﾌﾟﾛｾｯｻ持って帰ってもバレないかな…
そんな地元の空気は、俺の身体に一番合ってるとつくづく思う。
何せ俺の人生の大半を過ごした場所だからな。離れるのは少し、
いやかなり寂しいのだが、これからも変わらない事が一つある。
俺の故郷はこの町だ・ってことさ。
♪
長かった夏休みも、もうすぐ終わる。
きっといつかは忘れてしまうこの夏の記憶も、
この時間平面上の俺は忘れずにずっと覚えている。
楽しかったぜ、二十回目の夏。
だが覚悟しとけ、次はもっともっと楽しんでやるからな！
ってかＵＳＪまた行ったんだｗｗ相当ハマってるよねｗｗ
しかもキャンプとか！！マジ楽しそうｗｗってかみなさん飲みすぎだから。
すごい暴れっぷりだったんだろぉねぇ〜。
そしてそれよりも何よりも、大学生夏休み長すぎ！！わたし1ヶ月前から学校始まってるんですけど！？
体よく持ちますねｗｗ
予定がそこまで入ることに感激＆震撼ｗ
＞ﾊﾟｳﾞｪﾙぅうううううううううううう
どーしたんだ！！！！
もはや３回目の故障？ｗ
おかしぃなぁ・・・ｗ
ウチの連中はアホばかりです。暴れっぷりは想像を絶するばかりですよ。
確かに長いですね夏休み。もう少し短くてもいいと思うのですが、
それでも時間があるのはいいことですから。
＞エブリデイゴーインクレイジー
ほんと自分でも生きてるのが不思議ですよ…
なんなのこのハードスケジュール。
＞ﾊﾟｳﾞｪﾙ
なんか、車輪径が通常より小さいので融通効かんらしーです。
なんてこった…
エントリーするor notが肝試し、なんていう素敵展開。
yesは絶望に直結するから。冗談じゃねえ！