2007年07月27日

郵便受けをそっと覗き込んで、優しく開いて



I'm so tired to receive your love anymore,
saying myself, looking up to the summer sky
with the hottest sun trying to fire to kill me.
I have a feeling which is far away from comfortable,
my sweat falls to ground and way of the spot
is behind of me. Oh, c'mon boy.
I can't come to like this season like hell.




現実と虚構の話。


人間とは欲望を原動力として動く生体機械でありその例に漏れず俺も
常に自分の欲に忠実に動いているのだが、全うな社会生活を送る上で
それが障害となることは少なくない訳で、そういう時はどうするか
というと己を律するために様々な工夫をする羽目になる訳で。

今回の場合は、試験連弾の第一波に立ち向かうべくオベンキョウを
せねばならないのだが家に帰ると48秒後(平均)には既にnicovideo.jpに
ログインしているくらいのネット廃人となっているところの俺なので
敢えて自らを家から遠ざけることで勉強せざるを得ない状況に持ち込む
他になす術がないというのはいい大人としてどうなのだろうとも思うが。

そういう訳でここ二三日、せっかく天気も良くなったし、ということで
相棒と共に二駅ほど離れた街へ向かい、駅に近い緑色の珈琲ショップで
しこしこと試験勉強をしていた。他のチェーン飲食店と違って長いこと
席を占領して勉強していても文句一つ言わないという利点はもちろん、
何より甘いものが飲みたいという欲求にすり替えることで、俺の脳内
無意識不満ゲージを抑え込むという実に理にかなった方法ではないかと
自画自賛に励んだりもしたがまあ、今はそんなことはどうだっていいさ。


そこまではなんてことはない、普通の一日だったのだ。


iPodで周囲の喧騒を減退しつつ、さっぱり意味不明な地球惑星学のノートを
さながら薔薇の石碑を解析するジャン=フランソワ・シャンポリオンのように
一字一句読み進めていると、ガリガリと脳内CPUが音を立てる。ダメだ、死ぬ。
もうどうにでもなーれー。別に脱ガスの時期とかいつだって俺には関係ねー。

はあと溜息をついて珈琲を一口。周囲を見渡すと、他にも結構な人数の
学生サンとおぼしき方々がデスクにノートを広げ唸っている様子である。
なるほど学生の街と言われるだけはあるねえ。そんなことを考えながら
首を回していると、ふと同じカウンタ席の二つ隣の人が目に入った。
教科書の表題は「スペイン語II」おや、珍しいね。大学で履修する海外
ラテン系言語にしちゃマイナーだなあなどとボケーっと見ていると、
その人が顔を上げた。目が合った。


ズキュウゥゥゥゥン


聴こえた。俺には確かに聴こえたぞあの「ジョジョ」的な擬音がッ!
なんと表現すればよいのか分からないけれど恐らく荒木的な表現が
一番しっくり来るのではないか?ともあれ何が起こったかと言うと
つまるところその人がとても魅力的な若い女性だったという話さ。


***


艶のある綺麗な黒髪を後ろで二つの短いおさげにして、振り向いた
その顔は整った目鼻立ちの上に細い赤フレームの眼鏡。どことなく
動物的な愛らしさを感じさせると共に凛々しさも漂う、なんとも
素晴らしいオーラを持った方だった。

俺には眼鏡属性はないし黒髪至上主義者だけれど、そんなことは
些細なものに思えるほど、何より雰囲気のある人だった。

数秒間、実際には一秒もなかったかもしれないが目が合って、
どちらからとなく目を離し再び自分の手元に目をやった。
おお、流石農学部だけにひとめぼれだななどと下らない冗句を
脳内生成しつつ、そこからはもう完全にその方のことしか
考えられず、Sr-Ar年代測定法など完全に大気圏外へと
消え去っていた。

久しぶりに心躍るほど素敵な人に会ったなあ、多分同い年くらい、
格好も好みだしこの分だと多分性格もいいに違いねえ、などと
谷口的思考を巡らせること暫し。そしてそう、それこそ俺の脳内の
聖谷口領域とも称するべき分野からこんな台詞が飛び出したのだ。
「私服の女が狙い目でな…(中略)声をかけたら意外にHOI☆HOIついてくる」

はぁぁぁぁぁっ!(杉田智和的な意味で)


***


しかしまあそんな軟派なこと俺がするワケないだろうと。もうね、アホかと(ry
ともかくちょっと気になりつつも勉強を続行していたのです。相変わらず
全く意味の分からない鉱物アイソクロンを睨み続けつつも、ちらほらと
横目でお姉さんを見ていたのですが、


なんかさっきから見られてる…


いや、気のせいか?しかしお姉さん、どうやら俺並に集中出来ていないのか
ノートを開いたはいいものの珈琲飲んだりぐでーっとしたり外眺めたり
眼鏡外して鼻をこすったり(眼鏡はなくても普通に美人だった)、とまあ
俺も巧みに窓ガラスの反射とかを利用しながら観察し過ぎではありますが
ともかく、なんかこちらを見ているようです。…フラグか?

いや待て慌てるな、そんなに都合のいいことがある訳ないじゃないか。
だいたいこっちが勝手に想像しているだけだし俺の方を見るワケない、
そりゃお前自意識過剰ってもんだぜ。思い直し、そのまま勉強を続行、
しかし確実に集中力は下降中。どうする?どうすんの俺!?

と、その時。

ガチャンという音。とっさに振り向く俺、どうやらお姉さんが携帯を
落としてしまったようです。スツールから降りて手を伸ばし、少しの
苦心の末に拾えたようです。それを眺めていた俺と、立ち上がり顔を
上げたお姉さんの目が再び合い、そして、どちらともなく笑顔が。
今度は、さっきよりも少しだけ長かった。

すいません、と笑いながら会釈するその人は間違いなく今期最強に
可愛かったぜ。一瞬意識が遠のきかけた…てゆうかこれフラグじゃね!?
再び脳内シナリオが加速。これはWAWAWAのお告げに従うべきか…!?
いやでもたまたまだろう、そこまですることか?いやだがしかし、
これほどまでに良い人に会えることは二度とないかもしれないんだぜ。
よし、探りを入れろ。話しかけるんだ←結論。

お姉さんが一息ついた頃を見計らって、
「試験勉強ですか?」
訊いてみた。

はい、そうなんですよ、とにこやかに笑いながら答えてくれたお姉さんは
もうマジで美しかったね。日本ハジマタどころの騒ぎじゃねえ。
二言三言だけの会話を交わして、あまり長話も迷惑だろうということで
勉強に帰還…と見せかけて、最早ノートの文字列など見てはいなかった。
なかなかの好感触。これはいけるんじゃないか。いや、いける。
っつーかいくしかねえ。もうナンパだとか何とか体裁を構ってられるか。
そんなものかなぐり捨ててでも凸するだけの価値はあるだろう。
行け、俺!そして栄光を掴むのだっ!

狙うは彼女が帰る瞬間、それ以外のタイミングでは不審がられるし
流れ的にも不味くなると聖谷口(以下略)が編み出した最良の戦法に
従い、俺はその時を待った。チャンスは一瞬。その一瞬を逃せば
後はないと思え…!!

だがしかし、なかなかお姉さんは帰らなかった。閉店間際になり、
人が少なくなりだしても席を立とうとはせず、じっとノートや
教科書を見つめていた。しかしどうも勉強に集中しているような
感じではないのだが…あ。

これってもしかしてフラグの続きか?

いやいやいやそれは流石にないだろう…いやしかし。膨らむ妄想。
クソ、落ち着け、素数を数えて落ち着くんだ1,2,3,5,7,11,13…!!
しかし考えていても結果は出ない。行動しろ。それしかない!
そして遂に閉店時間。店員さんが閉店時間ですので…と声を
かけてくる。ほぼ同時に席を立ち、勉強道具を鞄に直しだす二人。
今だ、今しかねえっ!

「すいません、さっきは急に声かけたりして」
「いえいえ、構いませんよ」

笑うお姉さん。立ちくらみにも似た感覚、だが踏みとどまれ!
ここで何もせずに立ち去ったら一生後ろ指を指されながら
生きていくことになるんだぞ!そしてストレートに訊いてみた。
若干の自信と共に。

「あの、よかったら連絡先とか…教えてもらえません?」
「あはは、あの…すいません」
「あれ?」

EMERGENCY!! EMERGENCY!!
マズい、大佐!任務に失敗した!どうすればいいッ!?
落ち着け、ここで直ぐに退却しては後味が悪すぎるッ!
何事もなかったかのように振る舞え!会話を続けろ!
だが!無理だ!ショックで耳から紫色の液体が出そうだ!
バカを言うな!持ち直せ!
無理だ…!動かない!内部電源がダウンしている!
このままでは…!
畜生…!動け動け動け動いてよ!今動かなきゃ何にもならないんだッ!
今こそ俺の虹色の舌(ルビ:レインボータン)をフル稼働させる時!

「ここにはよく来られるんですか?」
不自然さを最大限に抑え話題急転換。

「ええ。この辺の大学の方ですか?」
「はい、山の上のショボい大学です」
「あ、そうだったんですか」
「あなたはどちらから?」
「私、外語大なんです」
「でも外大って結構遠いですよね?」
「実家がこの近くなので…」

と、次第に無難な方向へ収束させることに成功。
じゃあこれで、と告げて店を出て、相棒の元へ。
店の中を覗くと、まだ店内にいたお姉さんと目が
合った。もう今度はアホな想像はしなかったさ。
フラグバッキバキwwwww俺涙目wwwwwwwwww

というより、これだけは自信を持って言えるが、最初からフラグなど立ってはいなかったのさ。

***

帰り道、しくしくと泣きながら相棒と共に家路を往く俺。
暑かった昼の空気はどこへやら、夜の風が少し冷たかった。


ちくしょー!






ちなみにその翌日、木曜日に行われた地球惑星学の試験は予想以上に
楽ちんだった。そういう経緯で前日あまり勉強できなかっただけに、
微妙な心境である。神様、そんな同情とか、辛いだけだよ…






近況&虹ネタ&Footballhour。
まとめていきます。



***


実家で犬を買ったらしい。種類は「といぷーどる」というものだそうで
名前は紆余曲折を経てぶるっくりん・べっかむに決定されました。
最近実家からの連絡が減っているのは俺よりも犬に構っているから、
なのだろうか…


***


Perfumeが終日脳内エンドレスリピートされているところの電子ドラッグ
中毒者たる俺なのですが、ニコニコにハイレベルすぐるアイマスMADが
多数上がっているせいで脳内ではムービーまでもが再生されています。
もちろん「くりかえし」のチェックボックスにはペケがついており、
気がついたら箱丸に手を出しそうで恐ろしい。

そんな脳内事情や前述の不幸も重なってよりディープに虹に埋没中。
ゆきぽ可愛いよゆきぽ。


もうこの世からZ軸とかなくなればいいと思うよ。

***

MAD製作中ですがやはり動画編集は重いよ…空少女布教MADを
作ろうとしているのですがなかなかしっくりくる音源が見つからない。
今は使えそうな場面をキャプチャしているところです。

あとエアーマンの替え歌もなんか作ってみたいなあ。

***

暑い。とてつもなく暑い。梅雨が明けたのは嬉しいのだけれど、
こうも暑いと気が滅入る…のだが、今年の夏はちょっとした異変が。
屋外に出ると時々背筋が震えるのだ。何故かって?


蝉の鳴き声を聴くと、雛見沢を思い出すからさ…

***


オソバセながらハルヒ二期決定ktkr!


***


惜しむジャパン、アジアカップ決勝進出ならず…といっても
任務失敗の悲しみに暮れてそれどころではなかったのですが
どうもオシムジャパンは熱く応援する気になれません。
俺がスター選手が好きなだけのミーハーだからかもしれないのですが。


しかし三決で韓国戦とな…


***

移籍市場が地味にカオス。ここに来て何故か地蔵ことシンジが
オランダ復帰かなどと噂されていますが、フェイエはともかく
アヤックスには来るな。

スナイデルの残留が決まってホッとしているアヤックスサポなのですが
バベルをレッズに盗られてしまい前線の補強に必死です。フンテラールも
出て行くかもしれないしねえ…


***


我らがバルサ、今期布陣は最強と言わざるを得ない。
しかしジウリーがローマへ、ジオがフェイエへと移り
地味にバックアップは薄くなっているのでは?
キブーもローマ残留のようだし、ジオを手放したのは
失敗だったと言わざるを得ないな…


しかし職人ラーションといいバルサからは年々いぶし銀分が
減っているよなあ…正直杏里はイラネしなあ…


ライカーの采配に期待するとしましょう。




今日は以上!
Chao!!
posted by iNut at 01:15| バンクーバー ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかもう憐憫の情しか湧かねぇ。
ほんとうにありがとうございました
Posted by K at 2007年07月27日 02:38
>コメント一本化政策
だがこれほどまでに適確な意見もあるまい
精進します。
Posted by りー at 2007年07月27日 07:33
宮崎で次の任務が待っているよ☆
Posted by 滅し at 2007年07月27日 08:36
お姉さん
「この人フェレーロに似てる… まぁ好みは日本人だけどね」



ハルヒ二期やんのか
ソレハタノシミアルネ

Posted by ゆふき at 2007年07月27日 09:14
>nextmission
ああ。だが次の任務には共同部隊が配属されると聞いているぜ。

>ferrero
ボツになった本文原稿の一部がここにwww
スペイン語教本だし、可能性はゼロではないかと。

>二期
たぶん次は消失かな。それより今期はスカイガールズが熱いぜ!
Posted by りー at 2007年07月27日 09:41
や、きっと続きがあるはず

後日、彼女と出会うことになるよ!!
キーワードは『雨宿り』
Posted by ひ at 2007年07月27日 12:28
共同部隊馳せ参じます!!笑
Posted by ちゃん at 2007年07月27日 12:44
さすがにそこで連絡先聞くのはストレートすぐるぜよなあ。でもGJ!また会えると良いな、幼なじみとしてwktk
Posted by at 2007年07月27日 14:24
稀に見る米欄の食い付きに吹いた

>tobecontinued
むむ。これは素晴らしいお告げですね。なるほど雨宿り…


天気予報晴ればっかwww太陽自重wwwww


>友軍
うむ、貴官の助けがあればきっと作戦もうまく行くであろう。
今から作戦に向け訓練を詰まねばなるまいな。

>直球勝負
何言っても結局ナンパには変わらない訳で、だったら
まっすぐ行ってやれ…というあれだったのですが。

次に会ったら…今度は逃がしはしないZE…!
Posted by りー at 2007年07月27日 16:04
それ彼氏いるでしょきっと
Posted by まーくん at 2007年07月28日 03:53
>カッレーシ
そんなこといちいち疑っていたら人類はとっくに絶滅しています。
Posted by りー at 2007年07月28日 07:23
よかったな。

まだリアルの人間にも反応するんだから。
Posted by 3-pole at 2007年08月02日 16:17
>notstillonly3D
美しいものには次元など関係ないのです。
Posted by りー at 2007年08月03日 01:32
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