紙コップの向きが逆さなら、リンゴジュースになったのに
*talks about apple inc.'s product "iPhone"
softbank社の夏の新型携帯電話の発表が終わり、WWDCを数日後に控えた
2008年6月4日。大片の予想を裏切るこのタイミングで、しかもsoftbankから
遂にiPhoneが日本国内で年内に発売されることが発表されました。
Softbank mobile Press release - iPhoneについて
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20080604_01/
国内のインターネット(この表現は非常に矛盾を孕んでいる気がするが今は無視)上では、
あれやこれやの大騒ぎ、熱い議論が盛んに交わされております。
しばらく休止状態だった我らが林檎印の変態blogことCielosiestaもこればかりは
取り上げぬわけにはいくまいと筆を取る代わりにJessica iBookを開いた次第です。
まあー常に開いてるけどな! (SE:くぱぁ)
様々な場所でいろいろな人の意見を拝見させて頂いたのですが、やはりiPhoneに
食いつくくらいですからそれなりにGeekな方々、ガジェットマニアな方々が多く、
近視眼的、或は非常に個人の思想(これが最も正しい表現であるように思う)に偏り、
また染め上げられたものばかりでした。そこで、当Weblogにおきましては、
なるべく多くの方の視点を採り入れ客観的な姿勢を保つ…ことは勿論放棄。
客観性に何の意味があるってんだ! 神さまでも呼んでくればいいよ!
どこよりも僕の主観まみれでお届け。では早速行ってみましょう。
*未だ明らかにされない詳細 - 本体価格は? 通信料金は? そもそも3Gになったらどこが変わる?
そんなこと知ってるのは開発チームとやわらかぎんこうのエロい人だけです。
焦らずともお茶でも飲んで待っていれば分かること、妄想は個人で楽しめばいい。
weblogに「大胆予想! iPhoneはこんな感じになる!」とか書くのもいいですが、
だいたい他に書いてらっしゃる皆様似たような感じですから特にやりません。
強いていえば、nanoはジーンズのポケットから、Airは封筒から出てきたので
満を持して3G iPhoneはペヤングの箱から出てくるんじゃないかとは思います。
*iPhoneの市場に与える影響 - つーか大騒ぎしてるけど誰が買うのよ?
そもそもappleの製品がこんなにもてはやされるような時代になろうとは
思ってもみなかったのでこうやって皆さんが騒いでいるだけで僕はもう
やりましたね!な感でいっぱいなのですが、少しだけ考察というか。
iPhoneは携帯電話ではありません。スマートフォンです。
現在国内で主流なのは携帯電話…ケータイですが、これは元々電話機能だけが
搭載されていたデバイスに、Email、web閲覧、無線通信、カメラ、
果てはfelicaなどが追加されていったもの。それ故に未だ入力インターフェースは
電話だけであったころからそれほど進化していません。
しかしiPhoneは「電話も出来るポータブルデバイス」で、そもそもの設計思想が違う。
入力インターフェースがタッチパネルになったことに対する意見の多くは
その前提をしばしば忘れているように思えました。もし技術的にタッチパネルが
搭載出来ない状態でappleがiPhoneを作ったとしても、そのデバイスには
十数個ものボタンがずらずらと並ぶことはきっと有り得なかったでしょう。
つまり「既存のケータイからiPhoneに乗り換えるのは困難ではないか、
受け入れられないのでは」という議論は不毛です。今問題にすべきなのは、
人々のライフスタイルが「ケータイからスマートフォンへ」移り得るか否か。
その昔、そう、今ではずいぶん昔に思えるけれどそう遠くない昔には、
人々はCDやMDという記録メディアに頼ったデバイスを使って出先での
音楽を楽しんでいました。しかしappleはそれをiPodで覆したのです。
勿論、iPod以前にも本体に音楽データを保存するMP3プレイヤーは
少なからず存在していました。しかしそれらは、人々にその良さを
訴え得るだけの魅力を持っていなかった。それは見た目であったり、
扱いやすさであったり。iPodはその商品としての価値が優れていたからこそ、
MP3プレイヤー市場を席捲し、瞬く間にMDを過去の遺物として
追いやってしまったのです。
それと同じことがiPhoneにも起こるのか?
それはiPhoneのデバイスとしての完成度にかかっています。
良いものであれば、iPhoneに続けと他のメーカーもスマートフォンを
作るだろうし、やがて今使われているケータイは消えていくでしょう。
しかしそれが良いものでなかった場合には、iPhoneはただの
マニア向けのお高いオモチャとしてやがて忘れられるだけのこと。
既にiPhoneが発売されている欧米の国々では、前評判を裏切って
iPhoneは大層売れているとのことです。それは、一部のマニアだけでなく、
一般の人々が魅力を感じる何かがiPhoneにはあったという証明では
ないでしょうか。日本ではどうなるか。それはまだ誰にも分かりませんが、
現在のケータイ事情に大いに不満を持つ身としては、iPhoneに、
そしてSoftbank mobileには頑張って頂きたいですね。
*破られた慣習 - ハゲがハゲより先に発表しちゃったけど、ハゲ怒るんじゃね?
だよねー。iPhoneがどんなものであれ買うと生まれる前から決めている僕が今、
iPhoneについて日々もひょもひょ考えていることと言えばこれだけです。
WWDCのKeynoteで、Jobsには「あのハゲ!」と罵って頂きたい。
まあ遭えてこのタイミングで発表したのでは…という推理もなくはないですが、
ここでは特に書かないことにします。
僕の意見としてはこんなところです。
最近ついったーばかりでweblog御無沙汰でしたが、
ネタはあるので近く書きたいと思ってはいます。
でも、思ってるだけです。
postscript;
指摘があったので追記。iPhoneはスマートフォン、と言っていますが
正確には、厳密な意味におけるスマートフォンであるとは言い切れません。
ここではあくまで携帯電話に端を発する"ケータイ"とは異なるデバイスとして
この用語を使用している、ことにたった今決めました。
そういう風に脳内変換して頂けると幸いです
日本だろうがEUだろうが米で発売されようがカナダでは出る噂すらないのが問題なのよ
主にtwitter timeline上で
楓帝国では映画がiTMSで配信決定したジャマイカ
そのうち出るさ
iPhoneついにきたっ!!
iNutならコメントもしくは日記書いてるに違いないと思って探したら、案の定このエントリーにたどり着いたよー。
Airの発表でハイテンションだった食堂のお前の姿が懐かしいわ笑
俺的には高校からご愛用のDocomoからくるのをむっちゃ期待しとったのに。
(当分出ないだろうっていう憶測で、四月にケータイを新しくしてしまったかなり悲惨な状況なの!!)
あと、携帯産業再編は十分ありうる。
やー遂に来たね。まあ書きたいことは散々書き殴ったけど、
結局の所俺はどこから出ようが幾らしようが買うから
特に何かしら思うところはないんだけどなw
手に入れたらこれみよがしに学内で自慢するわ
iPhoneってそんな意味合いがあるんかー
じゃあ俺は日本のお家芸の二番煎じが本家を超えるのをゆっくり待とうかなww